買い物のコツは、少しくらい高くても「良いモノ」を選ぶこと。

オフィスチェアーなどで10万円以上もするようなモノが良く売れている、と聞いて、不思議に思う人も多いかもしれません。「良いモノだと分かっているけど、自分には手が出なくて・・・」といった声もよく聞きます。しかし、クルマや趣味のモノには惜しみなく出資できる人も、家具や家電といったインテリアアイテムになると、途端に本当の価値を理解してくれないというのは、この業界に身を置く者として、ちょっと悲しく感じます。

家具や家電といったインテリアアイテムは、日常生活の中で毎日使うものです。特に直接肌に触れることの多い椅子や大事な睡眠を預かるベッドなどは、少し高くても機能的に優れ、自分が気に入ったデザインのものを買ったほうが、費用対効果は高いと私は考えています。

粗悪な作りのオフィスチェアーを使っていることが原因で、腰痛や肩こりなどで悩まされている人は意外と多いのです。だからこそ、生活に深く関わるインテリアアイテムは、機能やデザインをよく吟味して本当に気に入った、自分に合ったものを長く使いつづけるべきだと思います。“毎日使うものこそ良いモノを”というのは、つまりそういうことなのです。

“デザインにお金を払う”という概念は、なかなか理解されにくいものなのですが、何かしら自分が熱中している趣味を持っている人などは、何となく実感できるのではないでしょうか?毎日目にするインテリアアイテムだからこそ、デザインにも気を配るのは自然なことだと思います。

「高価なモノ=良いモノ」というわけではありませんが、信頼の置けるメーカーやデザイナーの手による本当に“良いモノ”は、やはり相応の価格であって然るべきだと思います。そういった優れた造り手に敬意を感謝し、陰ながら支えてあげたいと思えば、損をしている気分になりませんし、少しくらい高価なモノを一所懸命お金を貯めて買ったほうが、苦労の分だけ愛着も湧くというものです。

本当に優れたインテリアアイテムは、定期的にメンテナンスしてあげれば“一生モノ”となりますし、自分の子供や孫などに引き継いでいくことで、ずっと使いつづけることが出来るものです。また、もし何かの都合で買い替える必要が生じた場合でも、本当に“良いモノ”なら欲しがる人は沢山いますので、ゴミとなって消えてしまう悲しい事態にもなりにくいかと思います。

すぐに壊れてしまったり、気に入らなくなってしまうような安さばかりの粗悪品を買うよりも、少し高くても本当に自分が気に入った“良いモノ”を少しずつ買うようにしたほうが、長い目で見ればオトクな買い物と言えるかもしれませんね。


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