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押入れは“隙間”を作らないのがポイント

収納機能を押入れ(クローゼット)だけに絞る、ということは、その限られた収納スペースを、最も効率的に利用するテクニックが不可欠となります。

その基本が「隙間を作らない」という考え方です。

あまり深く考えずに、次々と押入れにモノを詰め込んでしまうと、スペースのいたるところに“隙間”が出来てしまい、すぐにモノが一杯になってしまいます。また、隙間に適当なモノを詰めてしまうことで、モノが取り出しにくくなってしまうという弊害も起こります。

よって、収納計画を考えるときは、なるべく隙間を作らないように心がけるようにしてください。収納の内寸をしっかりと測り、サイズの合った収納ボックスを複数利用するなどの方法も、とても効果的だと思いますよ。

「収納計画表」を作ろう!

押入れ(クローゼット)収納術は、はじめにしっかりとした“収納計画”を立てることが非常に大事です。

収納する必要があるものの大きさ・機能・使用頻度などをしっかりとまとめることで、収納しやすく・取り出しやすい収納を作り上げることが出来るのです。

そこで、まずは紙に収納すべきものをリストアップし、使用頻度・使用シーンごとに分類してみてください。洋服などでも、使用頻度の高いものと低いものに分けるだけで、収納の機能性は随分とアップします。大きさごとにまとめるのも効果的です。

また、押入れの内寸(スケール)をしっかりと測り、簡単な三面図(平面図や立面図)を描くことも同時に行ってください。視覚的にまとめることで、実際にその収納を使うイメージが想起しやすくなり、より効果的な収納計画を作ることが出来るからです。

機能的な収納は、見た目にも美しいものです。ぜひ、あなただけの“収納インテリアコーディネート”を作り上げてください。

収納家具をあえて買わない!というテクニック

部屋を広く見せるには、背の高い家具をなるべく置かないようにするのがコツです。

よって、本棚やラックなどの収納家具は、出来る限り最小限に留めておく必要があります。

そこで、どうしても収納が足りなくなるまでの間は、収納家具を全く買わずに、備え付けの押入れ(クローゼット)に全てのものを効率的に収納するようにしてみるのはどうでしょう?特に日本の押入れは奥行きがあるので、賢い収納法を実践すれば、相当な量のモノを収納することが出来ます。

人間心理から考えて“収納を買っただけ、物も増える”ということもあります。「押入れに入らない量のモノは持たない」と決めてしまえば、自然と買い物にも慎重になりますし、本当に必要なものだけを厳選するようになるというものです。

賢い買い物が出来て、部屋もスッキリとする。まさに一石二鳥ですね。

「フリースペース」をわざとつくる

どれだけモノを少なくすることに注意していても、一人暮らしを続けていれば、自然とモノは少しずつ増えていってしまうものです。

その中には、自分にとって思い入れがあるものもいくつかあるでしょうから、たとえ部屋を広く使うためとはいえ、そういったものまで捨ててしまうのは忍びないものです。

そういったときに効果的なインテリアコーディネートテクニックがフリースペースをつくるという方法です。モノを置く場所を何箇所かにまとめることで、壁や床の一角に“何も無いスペース”を設けるのです。こうすることで、モノが分散している状態よりも、部屋全体をスッキリとした印象に見せることが可能となります。

特に壁面に関しては、どこか1面だけでも壁全体が見える面を作ると、視覚的に広がりが出来、非常に効果的です。

床などに“フリースペース”を作れば、ふとしたときにゴロゴロと寝転がることも可能です。そういった“空間の余裕”を作ってあげることが、インテリアコーディネートのコツの1つだということを、ぜひ覚えておいてください。

「物を減らす」のが一番効果的

部屋を広く見せるのに、最も効果的なのが“モノを少なくすること”であるのは、言うまでもないことだと思います。

部屋に必要な機能を絞り、モノを厳選するだけでも、それなりに整ったインテリアコーディネートになる例も少なくありません。

モノが多い部屋でも、雑然としたイメージを全く感じさせないインテリアというのもあるにはあるのですが、そういった“見せる(魅せる)インテリアコーディネート”は、かなりの高等テクニックです。よって、まずはモノを少なくすることからはじめて、徐々にアイテムを増やしていきながら、全体のバランスを整えていったほうが、部屋づくりに失敗しにくいかと思います。

そこで、これを機会に“捨てる技術”をマスターし、部屋にあるモノの絶対量を減らす作業を行ってみてください。インテリアコーディネートは整理整頓から始まるのです。

「モノがないと気分が落ち着かない」という人もいるかと思いますが、本当に自分のお気に入りのものだけを、厳選して揃えた部屋こそが“最も自分が落ち着ける部屋”なのだと思いますよ。

はじめのうちは最小限で生活する

進学や就職で“一人暮らし”を始めた人も、1、2ヶ月も経てば、徐々に新しい生活にも慣れてくるはずです。

そんな時、ふと部屋を見渡してみると、一人暮らしを始めた時に購入した家具や雑貨など、いわゆる“生活必需品”が部屋のいたるところに配置されているかと思います。

その中には、本当にこだわりを持って購入したもののほかにも、

・直ぐに必要だったので、あまり考えずに購入してしまったもの
・気に入ったものが無かったので、とりあえず“安い”をメリットに購入したもの

など、いろいろなアイテムがあると思います。生活に余裕が出てきた今になってみると「買うのを早まったかな~」と思ってしまうようなものも、いくつかあるのではないでしょうか?

既にアイテムのほとんどを購入してしまった人は仕方がありませんが、夏休みなどを機にこれから新生活を始める人などは、最小限のアイテムのみ買うことからはじめるのがオススメです。

一人暮らしを始める時期というのは、引越しや新生活の準備などで忙しく、余裕を持ってお気に入りの家具や雑貨を選んでいる時間が無いことがほとんどです。また、実際に生活してみないと“本当に自分が必要な(自分に合った)”アイテムというものは、なかなか見つけにくいものです。

本当に必要なものなら、後から買い足すことができますが、買ってみてからそれほど買う必要がなかったことに気付いてしまい、限られた部屋のスペースを、使わないアイテムが占領してしまうことほど悲しいことはありません。

いろいろと工夫すれば、限られた家具や家電で生活することはそれほど難しくありません。これから一人暮らしを始める人は、はじめのうちは今まで実家で使っていたアイテムなどで新生活を始めてみるのも、賢いやり方ではないでしょうか?既に家具や雑貨を一通り揃えてしまった人は、リサイクルショップやフリーマーケットなどを上手く利用して、少しずつお気に入りのアイテムにシフトしていくのもいいかもしれませんね。

「座椅子」は、一人暮らしの必須アイテム!

一人暮らし(新生活)を始めるときに、まず買いたくなる家具といえば“椅子”だという人は、とても多いのではないでしょうか?

そして、イームズやヤコブセンなどのデザイナーズチェアーを買う人もいれば、ローテーブル(座卓)などと合わせて、座りやすい“座椅子”を選ぶ人というのも、意外といるのではないかと思います。

特に、限られたスペースを有効的に利用する必要がある、ワンルームでの一人暮らしなどでは、なるべく背の高い大きな家具を増やさないように、座椅子(ローチェアー)を選ぶというのは、賢いやり方だと思います。座椅子を中心とした“床座”での生活は、余計な家具を買わなくても済むので、部屋を広く使うことができるからです。(あとはローテーブルと布団があれば、とりあえず生活は出来ます。)

“床座”というと、どうしても和風のインテリアになってしまうイメージが強いかもしれませんが、最近ではモダンなデザインのローテーブルやローチェアーも増え、しっかりとアイテムを厳選すれば、和風以外のインテリアでも、部屋のインテリアイメージを崩すことなく“床座”の魅力を生かしたインテリアコーディネートを創ることが可能になりました。

やっぱり日本人が一番くつろげるのは“床座”だと思います。和室やカーペットで寝転がるのが好きな人は、ぜひ、お気に入りの“座椅子”を探してみてはいかがでしょうか?

床座のメリット

日本では、古来から床(畳)に直接座る【床座】という生活様式があります。靴を脱いで家に上がる文化は、東アジアやフィンランドなどの国でもありますが、さらに“床に座って生活する”というのは世界でも珍しく、日本独特のものであるといえます。

最近では“椅子+テーブル”という生活スタイルが浸透し、当たり前のようにベッドやソファが使われていますが、せっかくソファを買ったのに、最もくつろげる体勢が、ソファを背もたれにして床に座った状態だという人も多いのではないでしょうか?

日本人が一番リラックスできるのは、やはり【床座】なのだと思います。(新築マンションなどで、いまだに和室を用意しているのもそういった理由があるのでは?)床でゴロゴロする快適さは、何にも変えがたい至福の時間です。

また、床座には下記のようなメリットも隠されています。

空間(部屋)が広く使える!

床座は視線が低くなることで心理的に空間が広がり、部屋を広く感じさせる効果があります。

人がたくさん来ても大丈夫!

大勢のお客さんを招いたときなどでも、人数分の椅子やソファを用意する必要がありません。(座布団やクッションなどがあればOKです。)

このように【床座】には、様々なメリットがあります。大きな家具に囲まれた生活を“少し息苦しい”と感じている人などは、そういった家具を思い切って処分し、シンプルな【床座】に切り替えることをオススメします。

まずは「床座」にするか?「椅子座」にするか?を決めよう!

一人暮らしの部屋、特にワンルームタイプの部屋では、限られたスペースを最大限広く使うようなインテリアコーディネートが必要となります。

そこで、部屋のインテリアを考える前に、自分の生活スタイルを【床座】か【椅子座】のどちらかにするかを決めてみましょう。

【床座】とは、その名の通り床に座って生活するスタイルです。デスクやチェアー、ベッドといった家具の中でも、背の高いものはなるべく使わず、ローテーブルや座椅子(ローチェアー)、座布団などメインになります。畳部屋などによく用いられる、日本人が古くから親しみのある生活スタイルです。

【椅子座】はそれとは逆に、床に座ったりはほとんどせずに、椅子やベッドの上などで生活のほとんどを過ごすようなスタイルのことを言います。どちらかといえば西洋式で、フローリングの部屋などで多い生活スタイルですね。

多くの人は、ベッドやソファ、デスクなどがある部屋で、ソファやベッドを背もたれに床に座って生活するという【床座】と【椅子座】を合わせたような生活スタイルをとっていると思います。しかし、床座の目線で背の高い家具に囲まれていると、閉塞感が生まれ、部屋をさらに狭く見せてしまうというデメリットがあります。

そこで、いっそのこと自分の生活スタイルを【床座】か【椅子座】のどちらかに絞って、それに合ったインテリアコーディネートを考えることをオススメします。どちらの生活スタイルも違った魅力があり、下手にミックスすることでその魅力が相殺されてしまうのは、非常に勿体無いことだと思うからです。

自分の性格・環境に合った生活スタイルはどちらなのか?ぜひ考えてみてください。

「見せる(魅せる)インテリアコーディネートテクニック」を取り入れる

“ワンルームの部屋”というのは、その部屋を訪れる人に生活空間のほとんど全てを見せることになります。押入れ(クローゼット)などの収納にも限りがありますので、どうしても目に見えるモノの量は多くなってしまいます。

物欲があまりない人など、元々持っているモノが少ない人は、素直にシンプルなインテリアコーディネートを行うことが出来るでしょうが、そういった人はまだまだ少数でしょう。ほとんどの人は、あれこれと増えていくモノを煩わしくならないようにどうやって隠すか?に四苦八苦していることかと思います。

それならばいっそ開き直って“隠す”のではなく、あえて“見せる(魅せる)”ようなディスプレイテクニックを取り入れてみてはいかがでしょうか?

モノが一杯あるのに、不思議と落ち着く部屋。というのがあるかと思いますが、上手にモノがディスプレイされた部屋は、持ち主だけでなく、訪れた人にとっても素敵なインテリア空間になるのです。

お気に入りの雑貨やコレクションなどは、どこかにしまっておくよりも綺麗にディスプレイして人に見せたいものです。そういった人は、“見せる(魅せる)インテリアコーディネートテクニック”を身に付けて、自分の部屋に活用してみてください。

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